必読【J-pop】VS【K-pop】海外から見た日本の音楽【ザックリ和訳】

先日行われたMTV主催

VMAs2022

(ビデオミュージックアワーズ2022)

 

 

海外ではドッカンドッカン盛り上がりましたが                  日本では線香花火の如くでした・・

(ある話題で忙しいので、それどころでは無いというのはありますが・・)

 

【邦楽】・【洋楽】と

綺麗に分断されている日本では

メディアはどうしても邦楽に焦点を当ててしまいます。

VMAs然り、海外音楽事情は    

“ 洋楽好きな人 ” が自発的に情報を求めなければなりません

 

日本の紅白歌合戦や歌謡曲大賞などは 

え番組を見ていなくても   

さまざまなメディアで情報が流れるので 

なんとなく流行を感じることができますよね

 

ですが、日本より

さらに巨大な規模の “ 海外の流行 ” 

特に音楽の流行は然程浸透しない・・

それどころか、認知度もかなり低いです

これは改めて考えると違和感を感じます・・

 

興味深い海外の記事を見つけたので

ざっくりと訳しながら載せてみたいと思います

 

辛辣な言葉もチラホラ出てきますが

あくまで中立に

外から見た日本の音楽事情 ”

を紹介しております♪

 

 

記事のタイトルは

【 J-Pop vs K-Pop:

Which is more popular? 】

日本のポップス VS 韓国ポップス

どっちが有名?

と題したものでした

 

結論からいうと

圧倒的にK-POPです!!

 

海外では、

K-POPというジャンルが音楽業界へ

完全に浸透しており

さまざまなメディアで普通に流れています。

当然聴き手の好みはありますが、

西洋文化に溶け込むことに成功しました

 

VMAsの際にも

【K-POP部門】が用意されており

今年の【BEST OF K-POP】は

BTSでしたね♪

 

西洋人からすると

日本人・韓国人・中国人などなど・・

モンゴロイド系の顔は見分けが付きません。

面と向かって会話をしたとしても、

国の種別までは分からないそうです。

 

なのに、日本音楽は浸透せず、

韓国音楽は流行っている。

ここにはどんなギミックがあるのでしょうか?

 

実際の記事を

一部分ずつ訳して見てみましょう♪

 

♠️ 海外はJ-POPをどう認識しているか?

 

以下引用・・・・・

J-Pop (Japanese popular music) is a musical genre that’s been established in Japan since the early 1970s and eventually went mainstream in the 1990s.

It came about through the heavy influence of 1960’s rock music (like the Beatles, beachboys, Rolling stones, etc) and culminated with a live performance by Happy End in 1971 which took the first step in introducing a new wave of pop music to the people of Japan.

・・・・・

🔻🔻訳

・・・・・・

J-POPとは、1970年代〜90年代で主流化した日本の音楽ジャンルです。

60年代のロックミュージック

(ビートルズ・ビーチボーイズ・ローリングストーンズ など)

の影響を受け

71年のハッピーエンドによるライブでピークに達し

日本の国民にポップミュージックの新しい波を導入する第一歩となりました

・・・・・・

 

・・と

こんな感じで捉えられているようですね。

 

 

上はgoogleのトレンドグラフです

 

青が日本音楽で、赤が韓国音楽。

2004年〜2009年くらいまでは

J-popの方が認知されていましたが

2011年5月頃、K-Popが追い越しております。

一度落ち込みながらも、着実に上昇していて

一方J-POPは減少しております・・・

 

 

♠️ 海外はj-popの衰退をどう見ているのか?

 

以下引用・・・・・

One of the biggest reasons that J-Pop is nowhere near as popular as K-Pop is because the Japanese music industry as a whole has little to no international investment.

I wouldn’t be surprised if you’ve never actively searched for K-Pop music but still seen it on TV.

Mega K-Pop Idols ‘BTS’ have been on pretty much every talk show known to man, penetrated global music markets, and have worldwide fame for more than just their music.

Don’t get me wrong, there are some Japanese pop groups you’ll probably have heard of (AKB48, Babymetal) but their fame is almost entirely constricted to Japan.

Although saying that, we’ve already seen from some of the above graphs that J-Pop has been steadily declining in popularity (in both Japan and worldwide) since 2009

・・・・・・

🔻🔻訳

・・・・・・

J-popがK-popほど人気がない理由の1つとして

日本の音楽業界全体が国際的な投資をしないからです。

アメリカでは、K-popの音楽を積極的に探さなくてもTVで見られます。

メガK-popアイドル「BTS」は

一般的に知られているほぼすべてのトークショーに出演しており

世界的な音楽市場に浸透しています。

一方、

皆がおそらく聴いた事のある日本のポップグループ(AKB48・ベビーメタル)など

彼女らの名声は、日本国内に限定されています。

・・・・・・

 

・・と、こんな感じでしょうか。

 

つまり、音楽をプロデュースする際

海外市場は初めから視野には入っておらず

あくまで島内で商売していくスタイルが

理由と言われております。

 

海外でヒットを飛ばす賭けに出るより

国内で着実にバントを狙っていく

という作戦なのかも知れません。

 

♠️  J-popは海外一般の感覚に順応していない

 

・・・以下引用

Japanese pop was once extremely popular. Especially when bands like AKB48 put on regular shows at their theatre in Akihabara and did meet and greets, photos with fans, and generally did a lot to be inclusive of their fanbase.

At the time, it was something no other bands or types of music did but now times have changed.

Many bands have adopted the same style of ‘Advertising’ and that’s led to J-Pop losing its sense of mystery and what once made it unique is now just expected by everyone.

Instead of reinventing themselves and finding other ways to push the boundaries of the J-Pop music scene, most managers and producers have stayed with what they know and failed to adapt.

Go onto youtube and search through a few J-Pop songs from different artists.

99% of them sound so similar, and it’s because virtually no one is willing to adapt to what’s being produced (and is popular) elsewhere in the world.

Ahhh, that classic stubborn Japanese attitude!

・・・

🔻🔻訳

・・・・・・

J-popは以前、結構人気がありました。

AKB48のようなグループが、

秋葉原の劇場で定期的にショーを行い

ファンと交流し、握手、写真撮影など

ファンに対して多くの試みをしていました。

当時はそれが他とは一線を画しておりましたが

現代では多くのグループが同じ広告活動をしており

J-pop業界は真新しさを失いました。

新規開拓や、音楽シーンの境界を広げる試みをしなかった為

世界へ順応する機会を失ったのです。

 

YouTubeにアクセスして

さまざまな日本アーティストの曲を検索してみてください。

それら99%は非常に似ております。

これは、世界的な一般の感覚に順応する意思がないとも受け取れます。

・・・・・・

 

難しいですが、こんな感じですね。

 

しかも最後の一文が強烈です・・

 

「 Ahhh, that classic stubborn Japanese attitude! 」

「ああああ、日本はなんて古臭くて頑固な態度なんだ!」

 

これは読んでいて、胸にくる一発です・・

 

♠️ J-popは聴いても好きにはなれない

以下引用・・・・

A lot of J-Pop is weird, like really weird. And that’s coming with someone who has an unhealthy obsession with Japan.

It’s almost an unwritten rule that a large majority of J-Pop bands wear apparently ‘Cute’ clothing, act childishly, and sing less than relatable songs.

K-Pop on the other hand is, on the whole, relatable, normal(ish), and the vast majority of the time just has a general appeal to a wider audience than its home country.

・・・・

🔻🔻訳

・・・・

大多数のJ-popは非常に奇妙で

それは日本の病的な強迫観念に起因しているようです。

 

J-popグループの多くは、露骨な「かわいい」服を着て、幼稚に振る舞います。

世界的一般の感覚に対して、共感性に欠ける歌詞を歌うのは、もはや暗黙のルールにすら感じます。

一方で、K-popは

全体的に 世界的一般の感覚に関連性があり、正常に思います。

母国の韓国より、幅広い人種の聴衆に対して魅力的であろうとしています。

なぜ日本人アーティストたちは、そんなに変な衣装を着ているのでしょうか?

なぜ女の子はいつも「若く・可愛く」を演出をするのでしょうか?

・・・・

これも中々辛口な意見ですね・・

確かに日本のファッション文化は

ずっと独自路線を走っていて

世界的に見ても“ 奇抜 ”に写っていることは度々言われてきました・・

また、日本人は実年齢より幼く見られがちですので

それも相俟って日本のグループは幼い集団の様に見えてしまうのでしょう。

美的感覚というのは、あくまで個人の感覚に帰属しますので

無理して世界基準に合わせる必要はないと思いますが

仮にも【グローバリゼーション】を掲げる国に住む者としては

“ 世界基準の美的センス”

“ 日本国内の美的センス ” 

これらは大きな隔たりがあることを心に留めておく必要があると思います。

 

 

♠️ 西洋人には親しみにくい

 

・・・以下引用

Japan is famous for having an extremely stubborn entertainment industry.

As such there’s very limited fan activity online, especially on YouTube where songs are often taken down or copyrighted.

That means no lyric videos, no translations, and sometimes no covers.

It’s quite clear from this that the foreign market is something Japanese band producers and managers just aren’t interested in conquering.

It also means you might not even be able to listen to your favorite J-Pop artists’ new song if they’ve region locked it in your country.

・・・・

🔻🔻訳

・・・・

日本は非常に頑固なエンターテイメント業界です。

曲が削除されたり、著作権で保護されたりすることが多いYouTubeにおいて

オンラインでのファン活動は非常に限られています。

歌詞のビデオ・翻訳・カバーソングがないということです。

「海外市場」というものを、日本のプロデューサーやマネージャーが眼中に入れていない事は明らかです。

国に視聴制限されている場合など、

お気に入りのJ-popアーティストの新曲を聴くことさえ難しいです。

・・・・

 

これはちょっと理解し難い意見です。

国外からJ-pop関連の動画を検索したことがないので・・

ただ、“ J-popは字幕がないから見づらい” というのはよく聞きますね。

 

中々辛口な意見が続きましたが

外国人全員が同じ意見という訳ではないので

偏見を持たないようにしてくださいね♪

 

J-popと言っても

ボーカロイドは今も根強い人気がありますし

最近ですと、uta/adoもタイムズスクエアを飾っていましたね!

 

正味な話

日本カルチャーの強みは漫画・アニメーションです。

J-popも2.5次元を主軸にやっていく方が良い様な気がします♪

 

バーチャルシンガーなどのアバター路線一択で攻めていけば

世界市場でも通用すると思うのですが・・・

 

みなさんはどう思いますか?