気をつけよう!人間の主体性の壊し方

以前、Twitterにて共感した話ですが

 

人の主体性を奪うには

 

✔︎ 提案をさせて採用しない

✔︎ 意見を言わせておいて受け取らない

 

これを繰り返すと効果的!

 

命令で押さえつけるより無力感を覚えさせます

 

「何でも好きなものを選んでいいのよ」

「じゃあ僕これが食べたいなー

「それはちょっと体に良くないかもね。こっちの方が美味しそうだから、こっちにしましょう♪」

 

このような何気ないやり取りを繰り返すことで

子どもは

 主体的に動いても、結局は相手の意向に従わざるを得ないのだ 

ということを学んで行き

【沈黙を最善の選択】としていきます

 

古い懲罰で空役というものがありますが

これに似たものを感じます

 

僕自身も学生時代

相当にやられてきた記憶があります

 

好きに作って良いと言われたから 好きに作ったのに

最終的にはボツになると言うことが多々ありました

 

今回Twitterで出回ったので

文章化する事で改めて考えることができましたが

 

これは誰しもが被害者で加害者になる危険性があります

 

人は “ 個性や多様性が大切 ” と口にはするのですが

結局、そう簡単には受け入れられず、排他的に扱ってしまうものなのでしょう

 

言うは易く行なうは難しの典型です。

 

これは自戒として書いておきますが

やはり音楽教育は主体性を第一にしなければなりません。

まして、相手が子どもやビギナーならば尚の事でしょう

 

自分で試行錯誤することこそ、音楽の面白さの醍醐味なのですが

僕はなまじ、音楽理論や経験が身についているせいか

提案されたアイデアを、添削と称して壊してしまうことがあります

 

“ ヘンテコなのも味があって良いじゃないか” と口には出す癖に

目前に提出されると、偉そうに書き換える場面があります・・

 

つまりは、まだまだ度量が足りないと思い知らされる訳です

 

今この文章を書きながら

深く深く反芻しております