喧騒と孤独と難聴と・・【前編】

中学受験のシーズンになってきましたね。

教室に通っている子ども達の中にも

受験生がチラホラ見受けられます

気合いの入っている子・緊張している子・なぜか異様にテンションの低い子

みんな個性的です

 

 

「中学に入ったら 親に新しいスマホ買って貰うんだー」

ねだられる機種によって肩の荷の重さが変わってくる今日この頃ですが・・

 

これから中学生になる子ども達。

スマホで音楽を聴く機会も増えてくるでしょう

また、新しい環境に不安を覚えている子達も多いでしょう

 

【喧騒と孤独と難聴】

をテーマに閑話を少し

 

ロンドン出身のDJ サイモン・ベイカー氏の話より抜粋

 

WHOより発表された報告では

「14億人以上の若者が

将来的に難聴を危惧されるような音楽の聴き方を常習化している」

との報告があったそうです

この “難聴を危惧する” 定義ですが

音量と、その音にさらされる時間】に起因します

 

WHOの定める安全な上限は

【80db(デシベル)で週に40時間】だそう

 

80dbというとわかりにくいですが

調理用ミキサーが85dbくらいと言われていますので

そこそこうるさいですね

 

85db以上の音に8時間以上さらされると

人体は不調が起き始めるようにできています

 

主には頭痛・耳鳴り・目の奥が痛む・不眠・不定愁訴(体の一部が痛いなど)

ひどい場合だと、動悸・失調歩行・排尿困難・自律神経の不調が発現します

 

よく例えられる目安として

外出時、2メートル先の人と会話をする際に

大声を出さなくてはならない場合

その環境は85db以上の喧騒の中と言えます

交通機関・工事現場・ライブハウス・店内放送などなど

意外と多く存在し

工事現場で90db前後

ライブハウスで110db前後

 

よくあるのが

電車の中などで音楽を聴く際

相対的にイヤホンの音量を上げる傾向があるので充分に気をつけましょう

実は僕も一度難聴になったことがありまして

それはそれは酷い目にあいました・・・

 

これからスマホで音楽を聴く子ども達は気をつけよう!

 

まとめ

難聴になると地獄を見るので、自分の耳を大切にね!

 

後編へ続く