【世界共通感覚】アップテンポは赤?/スローテンポは青?/バッハの曲を色分け

少し前の記事ですが

海外のサイトで興味深いものを見つけたので

ざっくり訳して載せてみます♪

https://www.neatorama.com/2013/05/28/The-Color-of-Bach/

こちらから引用しました↑↑

 

 

カルフォルニアのバークリー大学の実験によると

特定の曲をかけた時、何色がイメージ出来るか?

という実験で

多くの人たちのイメージは共通していたというお話です。

 

実験ではバッハの曲を6曲セレクトし

被験者に聴いて貰った後

イメージカラーを答えて貰う

というもの

 

ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調

管弦楽組曲 第2番 ロ短調 バディネリ

ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調

管弦楽組曲 第2番 ロ短調 ロンド

ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 アンダンテ

ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 アレグロ

以上の6曲

 

実験の結果

95%の被験者たちが

 

アップテンポ & 明るい曲の場合は

赤や黄などの明るい色をイメージし

 

スローテンポ & 暗い曲の場合は

黒や青の色をイメージするようです

 

被験者の国籍をまばらにして再実験した際も

やはり似た様な結果になりました。

 

人は色と曲調を無意識に結びつけています

CDのジャケットや・ライブのチラシを見てもそれが伺えますね

 

【ラブソングは白・ピンク系】

【フォークは茶系】

【ヒーリングは青・緑系】

【ジャズは黒系】

 

こんな先入観がありますよね

 

これは

脳が作り出す感情がベースになっているようで

音と色をマッチさせるための糸口として感情を使っているらしいです

 

 

HIPHOP・ブルース・メタルロックなど

34種のジャンルで実験をしても

やはり結果は同じだったそう

 

この様な実験が何に役立つかというと

広告や音楽療法の研究に役立つ可能性を秘めている様です

 

海外では

軽度のメンタル疾患への非薬物治療として

音楽療法が選択の1つとなっています。

また

軽度のドラッグ中毒の治療法の中でも

音楽療法が組み込まれています。

 

 

音楽療法だけで問題を完全に解決することは難しいですが

このように、人間が健全に生きていく上での衛生補助として存在しています。

 

余談ですが

人は気分が落ち込んだ時、自分を励ます為に音楽を聴いたりします。

 

この時、前向きな歌詞の曲だったり・明るい曲調のものは

逆効果なことが多いそうです。

 

人が落ち込んだ時に欲しているものは【共感】ですので

【落ち込んだ自分】と【明るい曲】は

水と油の関係になる可能性が高いです

 

なので

落ち込んだ際には

【暗い曲調・スローな曲・マイナスな歌詞の歌】

の方がメンタルケアには向いているそうです

 

気分が持ち直したら、今度は明るい曲を聴きましょう♪