【初心者】VMA受賞曲-happier than ever-のコードボイシング

MTV主催、ビデオミュージックアワーズの受賞者が決まりましたね!

今回は、SONG OF THE YEARに輝いた

ビリー・アイリッシュ

【 happier than ever 】

のコード進行とボイシングを解説してみたいと思います

 

初心者の方でもオススメな曲です

・コードがわからない方

・7thコードが弾けない方

・簡単なコード弾きから脱却したい方

へ参考になるかと思います

 

 

【 ざっくり解説 】

 key  = C の曲です

 

使用するコードは

C →  E→  Am →F

のシンプルな進行です

 

この曲は3/4拍子なので注意しましょう

つまり

イチ・ニ・サン イチ・ニ・サン 

のリズムで構成されています。

バッキングの際には

【イチ】のタイミングで右手を鳴らしてあげると良いでしょう

 

まずは通常のボイシングを見ていきましょう♪

青が左手・ピンクが右手です

 

【 C 】

【 E 】

【 Am 】

【 F 】

 

コードに慣れていない方は

まずはこれだけを丁寧に練習してみましょう♪

 

Ⅰ → Ⅲ → Ⅵm → Ⅳ

のケーデンスですね

 

Ⅲは、ⅢmではなくⅢです(この後Ⅲ7になります)

この次のAmへ移行する為の2ndドミナントになります

( V of  Ⅵm )

 

でもこれだと

いかにもなコード感が出てしまい、

曲から浮いてしまいますね

弾き語りなどをする際にも、

このボイシングではちょっと野暮ったい印象です

 

とはいえ、

7thにしたり・テンションを加えてしまうと

曲感を損なってしまいます

(ブルースやジャズっぽくなってしまいますね)

 

その場合は

うまく転回をしてTOPの音を変えてみましょう

さらに

【 1 – 5 – 1 – 3 】

ボイシングを活用してあげれば、曲感を損なうことなく

綺麗にはまるケースが多いです

 

ということで、手を加えていきます!

 

【 C 】

右手のCは第二転回形です

左手で root – 8th

右手で  3rd – 5th – root

 

【 E7 】

Dの音を加えることでE7のコードになりました

左手で  root – 7th 

右手で  root – 3rd – 5th

 

【 Am 】

【 1 – 5 – 1 – 3 】のボイシングです

左手で  root – 5th

右手で  root  – 3rd

1(root)- 5th – 1(root)- 3rd

の配列にすると

安定した美しい3和音になります♪

 

次のFに行く前に

コードのGを経由してみましょう。

と言っても、

左手で1-5を押さえるだけです。

これでスムーズにFへ移行できます

【 G 】

 

【 F 】

こちらも1 -5 -1 – 3にします

 

まずは上記のイラストを見ながら

左右の手の役割をしっかり確認してください♪

 

海外の優秀賞を受賞するような曲は

シンプルなコード進行が多いですので

最初のうちは、この様な曲で練習してあげることをオススメします!

 

3和音でも、配列次第で雰囲気が変わることを覚えましょう♪

オシャレ = 音数を増やす

を唯一だと思ってしまうと

頭が硬くなってしまいます。

ちょっとの工夫をしてあげる事を習慣づけることで

グッと地力がアップしますので

他の曲でもお試しください♪

 

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