待ち望んだ「怪物」が拝めるまで
あと1日
彼こそ「僕の成りなかった姿」そのもの
なんて輝いて見えることか

自分が学生だった頃
基本を「練り」なさいと言われてきた
出来ないことに挑戦する
それも大切だけども
会得した「基本エクササイズ」を
何度も何度も繰り返す
これが最も大切であり
それを「練習」と呼ぶと
だから「練りなさい」と言われてきた
何度も何度も練り続けると
何かに「成る」のだと

元を正せば「基本」とは
「成功を約束されたフォーミュラ」
雑にいえば
基本だけやっておけば万事上手くいく
、、はずではある
ただ
僕も含め、人間というのは
「練り続ける」という行為が苦手
理由は単純で
「飽きる」からだと
他の動物に比べ高次な脳がある故か
「単純作業の繰り返し」に
そもそも向いていないらしい
そこに輪をかけて基本練習には
「即効性がない」
というオマケ付き
つまり脳の報酬系がイマイチ活動しない
魅惑溢れるものが周囲にある現代で
見栄えのないムーブを継続するのは
難しいに決まってる
「TikTok見てた方が楽しい」
子供が言うこの感覚は至極当然とも思う
上達は感じ辛く、達成感も薄い
見栄えは悪く、誘惑と隣り合わせ
この長い長い道のりを
多くの人間が途中下車するには
理由がありすぎる
「怪物」になれるかどうかは
同じことを繰り返していても
「楽しい」と感じる脳をしている、、
していると言うか
「そんな脳を持って生まれてくる」
、、と言う方が的を得ているのかも知れない
自分も割と繰り返せる部類の人間だが
彼ほど高い水準でキープはできない
ましてや世界規模の舞台の中で
基本の動きを浮き足立たず
忠実に繰り返せる
その胆力の源泉は何処なのか

